【J-SIDE】
思いもよらなかった、偶然の再会。
久々に感じる相手の存在や匂いに一気に欲情した。
そのことを隠すことは一切せず、ホテルに連れ込んだ。
だが一方的ではないはず。
少々戸惑った表情や態度はとったものの、抵抗せずについてきたのだ、嫌なはずはない。
その証拠に。
「今日はなにも用意してねぇんだ。痛いのは嫌だろう?咥えて濡らしてくれよ」
そう言いながら服を脱ぎベッドに横たわると、黙って着物を脱いで覆いかぶさってきた。
とっさに体を上下逆にさせると、意図を読み取ったのだろう、顔を朱に染めたものの抵抗はせず、素直に股間に顔を埋めた。
先端を舐められ吸われ、久々の五右エ門の口内の感触と、それ以上に積極的な態度に興奮が高まる。
思わず腰を突き上げて喉を突くと、苦しそうに一瞬呻いたものの、すぐに上下に頭を振り始めた。
じゅぼじゅぼという音の通りに、生暖かい口内を己のモノが出入りしている。
しゃぶられ擦られる気持ちよさに小さく喘ぎながら、このままじゃまずいと五右エ門の尻を掴んで引き下げ、その双丘を大きく広げた。
目の前に晒されたソコはねぶるような視線を感じたのか、誘うように淫らにひくつきはじめる。
堪らなかった。
早く中に入って思う存分、擦って突いてその感触と締め付けを味わたい。
乾いた場所に舌を這わせ、柔らかくほぐしながら唾液を注ぎ込む。
無意識なのか腰が揺れて蠢く様が堪らなく情欲を誘う。
溢れ出した五右エ門自身の先走りを拭い、指先にたっぷりと絡ますと、唾液でしとどに濡れたソコへゆっくりと差し込んでいく。
鼻に抜けた喘ぎを洩らした五右エ門からの愛撫が更に激しくなった。
ハヤクハヤクと逸る体と心をなけなしの理性で押しとどめながら、繋がるための準備を続ける。
もう理性はあまり持ちそうにない。
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